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先週の宿題、予習してみてみましたか。ハウスのパスーゴール理論でしたね。
一言で言えば、リーダーの行動が環境条件と部下の特性に適合(fit)している場合にリーダーシップが発揮できる、というものです。
野中郁次郎はその具体的な事例として、会田雄次の「アーロン収容所」での経験を例にとって説明しています。
私もこの本はこの30年以上、手元から話していませんが、交戦中のリーダーが、敗戦によって平時に移行したときのリーダーに取って代わられるプロセスを見事に表現しています。
そこで表現されたものは、まさにリーダーの行動は個人の資質としてもPと状況としてのSによって規定されるのです。このコンティンジェンシーリーダーシップ論が現在最も多くの支持を得ていますが、その主な研究をご紹介していいきます。
フィードラー、ハーシイ&ブランチャード、そしてハウスと順にご紹介をしていきましょう。