第4回経営管理論・Ⅰ.リードする 3.コンティンジェンシーリーダーシップ論 3)-①

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先週の宿題、予習してみてみましたか。ハウスのパスーゴール理論でしたね。

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一言で言えば、リーダーの行動が環境条件と部下の特性に適合(fit)している場合にリーダーシップが発揮できる、というものです。

野中郁次郎はその具体的な事例として、会田雄次の「アーロン収容所」での経験を例にとって説明しています。

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私もこの本はこの30年以上、手元から話していませんが、交戦中のリーダーが、敗戦によって平時に移行したときのリーダーに取って代わられるプロセスを見事に表現しています。

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そこで表現されたものは、まさにリーダーの行動は個人の資質としてもPと状況としてのSによって規定されるのです。このコンティンジェンシーリーダーシップ論が現在最も多くの支持を得ていますが、その主な研究をご紹介していいきます。

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フィードラー、ハーシイ&ブランチャード、そしてハウスと順にご紹介をしていきましょう。

バンコク2013.9.13-18 023

takaha47010 について

1971年塾経済学部卒、松下幸之助にあこがれて、松下電器入社。50歳から初めての海外、タイで販売会社の設立、経営にあたる。その後の仕事は留学生の多い大学の教授、非常勤講師、そして今は悠々自適。好きなことはひとに教えること、ひとに学ぶこと。好きな言葉は、生涯の師の「独立自尊」と、人生の師の「成功とは成功するまで続けることである」。
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