覚えられなかった文字・・・タイ数字(3)

6年間習ったタイ文字、小学校4年生の教科書まで読めるようになった。しかし、最後までまともに覚えられなかった文字がある。それはタイ数字であった。

**************************************

心配で心配でしょうがなかったタイの洪水、大学の授業が終わり、春休みになりましたので見に行ってきます。12月に続き、4泊5日と短い滞在ですが、心配が安心に変われば幸いです。ということでその間、ブログはちょっとお休みします。

***************************************

(2)からの続き

しかし、どうしても聞き間違いする文字が特定されてきてしまった。最初の文字が「T」「K」「F」「P」の場合と最後の文字が「N」「NG」の場合である。最初の文字の場合は、「T」を例にとると、音の素として、「T」と「TH」があり、日本人には判別不可能なのである。その上、上げ下げのための字の種類が3つある場合もあるからである。最後の文字の場合、日本語に無理やり直すと、「ん」と「んっ」、これも日本人には聞き取れないからよく間違える。

もうひとつあった。どうしても覚えられなかったのが、「タイ数字」日本語であれば、「 一 二 三 」のたぐいであろう。あるいは,「 壱 弐 参 」かな。蛇がとぐろをまいたようなというか、鶴が羽を広げたようなというか、きれいなのだがどうしても覚えられなかった。やはり日常的にはほとんど使わなかったからであろう。タイでも日常的にはアラビア数字しか使わない。街でも表示はほとんどない。唯一「ラーマ○世道路」という表示で○の数字の部分がタイ数字であったと記憶している。   ・・・・出所:情報センター出版局「旅の指さし会話帳」より・・・・

どうしても覚えられなかったので、苦肉の策を教えてもらった。タイ紙幣の連続番号、タイ数字とアラビア数字が併記してある。それを見比べればよい、と。

ちなみに、6年間頑張った小学校の教科書、4年生までいったが、時間切れ退学となった。残念!

(この項終わり)

takaha47010 について

1971年塾経済学部卒、松下幸之助にあこがれて、松下電器入社。50歳から初めての海外、タイで販売会社の設立、経営にあたる。その後の仕事は留学生の多い大学の教授、非常勤講師、そして今は悠々自適。好きなことはひとに教えること、ひとに学ぶこと。好きな言葉は、生涯の師の「独立自尊」と、人生の師の「成功とは成功するまで続けることである」。
カテゴリー: 言語 パーマリンク

コメントを残す